大抵のご家庭はリビングにブロードバンドルーターやらWifi機器が置いてあると思います。そう、かつて電話がおいてあったところに今や様々な機器が設置され、おかげでコードだらけ・・・しかもそこをいじれるのはパパだけだったりして奥さんやお子さんたちはごちゃごちゃのコードを見てイライラしている、なんてことありませんか?
なんかこじつけっぽい言い回しになってしまいましたが笑、つまり言いたいのはごちゃごちゃのコードを何とかしたい!ってことです!
実は我が家もようやく光回線を導入しまして、まぁこの時代にマンション設備の関係で100Mコースなんですが、いざブロードバンドルーターと無線LANルーターを設置しようとした時、できるだけスッキリ収納したいなぁと思ったわけです。
今回はそのWifi機器収納ボックスの作成手順をご紹介します!各ご家庭で寸法は異なるかと思いますが、こんな作り方があるという参考までに、ご興味があれば御覧ください!
完成したのはこれ!!こんな収納ボックスを作っていきますね。
まずは材料の買い出しだ!
の前に、ちゃんと作るものの形を想定して、必要材料を書き出すのを忘れずに笑
設置場所はここになるので、幅と高さくらいは最低限調べる必要があります。
今回は手持ちの板が少しあったので、追加分を購入すべく、自転車でジョイフルAKへと向かいました。
購入したのはこれ。
例によってツーバイ材なのですが、左から順に、
- 自宅に余っていた1×4材(80cmくらい) 2本
- 事前に作った1×4材の天板 1本
- 1×4材(90cm) 2本
- 幅6cmの松材(90cm) 5本
- 幅3cmの松材(90cm) 2本
松材は厚さが9mmの薄いものです。これは扉というかシェードになります。
あとは購入したものは
- 両面テープ
- 防音用のコルクシート
ですね。それとDIY工具(電動ドリル、電動ドライバー、のこぎりなどなど)です。
ざっくり完成イメージのとおり組み立ててみます。
いきなりこの段階!?と思われるかもしれませんが、高さ90cmの収納ボックスになるので、1×4材のカットとかはする必要がないため、いきなり組み立てに入ります。楽ちん!ちなみになぜ90cmにしたかというと、ジョイフルAKでは60cmと90cmにカットされた1×4材が売ってるんです。それを買ってしまえば良いということですね。
棚を付ける
収納ボックスの中にブロードバンドルーターを設置するための棚を付けます。コンセント差し込み口と電話線のモジュラージャックを避けるため、高さ40cmに棚をつけることにしました。
1×4材を必要な長さに切り出します。最初にあった完成写真の通り、前面は松材で見えなくなる予定なので、棚板の長さは「松材5枚分-側板の厚さ2枚分」になります。
こんな感じに棚板を取り付けました。いっつもこういう形でネジ止めするの苦労します。みなさんも歪まないように気をつけましょう!
コードを通す穴を開ける
ひとまず、設置場所に置いてみます。
ウンウン、いい感じかな・・・
ん!
コードを通す穴を開けるの忘れた!!
ごちゃごちゃになるコードをスッキリさせるために作っているのに、一番大事なところを忘れるなんて。
でも気づいてよかった。そそくさとコードを通すための切り欠きを作りました。
こんな感じで。
ドリルで切り取り線のように穴を開けていくと、ポコンと取れるので楽です。木の箇所にもよりますが笑
と、実はこの時点で切り欠きは中央か右にすればよかったなぁと後悔です。ルーター類のコードって本体の右側面についてるんですよね・・・
棚板をもう一枚追加
せっかくスペースがあるので、もう一段、棚を増やすことにします。
今度はちゃんと右側に切り欠きをつけました。
ってこのチグハグ感がゆるいですね笑
使いづらかったら切り欠きを追加するだけなので、気楽にいきましょう!
天板にスペーサーを付ける
スペーサーとはなんぞや?ということで、今回天板も1×4材を使っているので、側板と天板が同じ幅になっているんですよね。このままでも綺麗なのですが、今回は前面に扉をつけるので、その分出っ張ってしまうんですね。それを防ぐために、天板を少しだけ前に出してあげます。
写真で見たほうが早いと思うので、こんな感じです。
手に持っているのが扉用の板、天板の後ろに付いているのがスペーサー。同じ厚さの板を使っているので、サイズぴったりに天板を前に出すことができます。スペーサーもいい飾りになりますしね!
途中で一度確認する
さて、天板を追加して大部分が完成しました。
実際にルーター等を設置してみます。
うん、いい感じ!
扉を付けないなら、無線LANルーターも中に入れちゃって良いかもしれないですね。どのくらい電波の感度に影響するかわからないですが笑
扉(目隠し)を作る
上の状態でも良いのですが、これだとコードも丸見えだしなんかかっこ悪いですね。
今回はごちゃごちゃコードを収納することも目的なので、見た目をスッキリさせるために扉を付けたいと思います。扉と言っても可動部のない目隠しのようなものですが・・・
まず枠組みに松材をつけます。
ネジでガッツリ留めても良いかもしれないですが、扉用の松材が薄くて割れそうだったので、両面テープで付けることにします。板自体軽いので問題なさそうです。
ちなみに両面テープは100均でも買えますが、3Mのこれはすごく評判良いです。今回のが剥がれたら次はこっちに張り替えます。
側板にペタッと。
こんな感じでつけてみました。
あ、忘れていましたが、念のため防音用コルクを足元につけています。
これはフローリングの傷防止と、防音、あと棚自体に後ろに傾斜をつけるためにボックスの前方のみにつけています。ボックス自体が奥行きが全然無いので、本当は壁と固定できれば良いのですが。
引き続き、扉の製作です。
扉用の板を3枚並べて、裏面から補強します。これも両面テープでつけています。
上部にはこんな切り欠きを入れています。ここに指を入れて扉を開けます。自己満足な一工夫・・・笑
こんなかんじです。補強ごと引っ張ることで、板全体を引っ張ることができます。
実は今回ジャストサイズ過ぎて、扉を嵌めこむだけでしっかり固定されてしまうのですが、固定しないと扉が外れてしまう場合は棚板と扉にマジックテープをつければちゃんと固定することができます。
扉を開けてメンテナンスする状態はこうなります。真ん中の棚はなにか機材が増えたら使おうかな笑
以上、コードも隠れる収納ボックスでした!製作時間は3時間もかからないと思います。これだけで部屋の中がだいぶスッキリした印象になるのでオススメですよ!
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